マフラーに焦げ付いたビニール袋を取ってみました。

ホームセンター等で販売している建築用の 塗料はがし剤(剥離剤)泡タイプを使用してマフラーのエキゾーストパイプに焦げ付いてしまった(焼き付いてしまった)ビニール袋(石油製品)の様な物を取ってみたいと思います。
今回使用したマフラーはSR400のエキゾーストパイプです。

上の2枚の写真は塗料はがし剤(剥離剤)を掛ける前の写真です。左側の写真はマフラーの全体写真、右側は焦げ付いた部分の拡大写真です。風が強い日などはどこからともなくビニール袋が飛んできてマフラーにくっついてしまう事があるんですよね。

天気が良かったので外で作業をしました。マフラーにこびり付いたビニールが隠れるまでスプレーを吹きかけました。 どれだけの時間置いておけば良いか解らないので、とりあえず、このまま24時間放置しておきました。 幸いこの日と翌日は雨が降らず天気が良かったので、剥離剤が雨で流されることもなく一晩過ごす事が出来ました。

 翌日確認すると、マフラーに付けた泡状の物はネバネバした液体に変わってました。 これをいらなくなった布で拭き取ると 焼付いたビニール袋 のような物が結構取れました。 さらに、布の上から取れそうなところだけ爪を立てて擦っていくとテープをはがすように ポロポロ と取れました。(写真に残っている黒い部分はこびり付きが強すぎて取れませんでした。)
 それにしても作業前と後では全く違って見えるくらい綺麗になりました。

今回使用させて頂いた剥離剤はラッカーなどの塗料を剥がしてしまうような強い溶剤だと思います。

剥離剤を使用した後のマフラーを軽く確認したところ、マフラーの状態はあまり悪くなかったと思いますが、もしかするとマフラーの表面に塗られている クリアー の塗装も一緒に落ちているかもしれません。

今回は実験的に処分するのを覚悟でマフラーに剥離剤を使用して焼き付いてしまったビニール袋を取ってみましたが、マフラーに塗られている塗装が剥がれてしまう恐れがございますのでご注意ください。 それと、この剥離剤のスプレー缶には 「水性タイプで塩素系溶剤を含まないので人と環境にやさしい。」と記載されてますが、外で作業をする事をお勧めします。

最後に私はこの作業は何の知識もなくこの作業をしました。これをご覧いただき「やってみよう」とお考えになった方、作業には十分に注意して頂き、作業をされる場合には自己責任でお願いします。