新商品情報 ヤマハ トリシティ300(TRICITY300) 2025年モデル

ヤマハ トリシティ300 ABS 2025年モデル

 スタンディングアシスト機能が装着されているヤマハの3輪バイク トリシティ300(フロント2輪リア1輪 計3輪 の300ccスクーター)2025年モデルがカラーバリエーションを変更し7月31日に発売されました。

 新色はグレイとホワイトの2色になります。昨年まで販売されていたカラーは廃色になってます。
 トリシティ300はLMWテクノロジーを採用したスクーターで、フロントタイヤ2輪、リヤタイヤ1輪の三輪タイプのスクーターです。
 フロントタイヤは左右が独立して稼働しますので、コーナーリングでは車両を傾けて曲がることができます。車両の停車、駐車で自立することはできませんが、自立をサポートする「スタンディング アシスト」を作動させると自立するようになります。(駐車時はサイドスタンドやセンタースタンドで止めることをお勧めします。)

 フロント2輪なので、普通のオートバイより横滑りが少ないのが特徴です。ただし、車両重量が重いので、車両の出し入れが少し大変です。

スタンディングアシスト

 信号待ちや駐車時などにスタンディングアシストをオンにすると車体を固定します。直立状態で固定をすれば足で車両を軽く支える程度でバイクを支えることができます。

 解除はエンジンが掛っている状態でしたらアクセルを回し、走行しようとすると解除されます。
 スタンディングアシストスイッチを押しても解除できます。

 信号待ちだけでなく、車両を押し歩くときや、タンデム時、後部座席に乗車する時も車両を軽く支えるだけでパッセンジャーの乗り降りができます。

前年までのモデルからの変更点はカラーバリエーションのみとなります。主要諸元に変更はございません。

スタンディングアシスト作動条件

・車速10km/h以下
・スロットル全閉状態
・エンジン回転数2000rpm以下
・スタンディングスイッチがON
この条件をすべて満たしているときにシステム作動状態になります。
※このスタンディングアシストは車両単独で完全に自立するシステムではございませんのでご注意ください。

ABSとUBS(ユニファイドブレーキシステム)

 独立した3つのブレーキ系統をそれぞれ最適に制御して車輪のロックを制御するABS。
 前後ブレーキの配分バランスを最適化したUBS(統合ブレーキシステム)が採用されてます。
 リアブレーキを操作するとフロントブレーキと連動し、制動力の前後分配をする事で、制動時の車体挙動の低減を図ってます。
 なお、右ブレーキ(フロントブレーキ)のみを操作するとフロントブレーキのみが作動します。

292cc ブルーコアエンジン(BLUE CORE)

 欧州向けXMAX300のエンジンをベースとした 水冷 4ストローク SOHC 292cc 単気筒エンジンが搭載されてます。
 平成32年排出ガス規制に適合

主な装備品

・LMWアッカーマン・ジオメトリ
・スタンディングアシスト
・292cc BLUE CORE エンジン
・ABS+UBS
・LEDヘッドランプ&テールランプ
・約45リットルのシート下トランクスペース
・スマートキーシステム
・LCDメーターパネル
・フロント14インチホイール
・トラクションコントロールシステム
・DCジャック
・ラチェット式リアブレーキロック

車体色

・パステル ダーク グレー(グレー)
・ホワイト メタリック6(ホワイト)

発表日

2025年7月1日(火曜日)

発売予定日

2025年7月31日(木曜日)

車両価格

メーカー希望小売価格
1,045,000円
乗り出し参考価格
1,082,780円(ナンバー登録料、自賠責保険37ヵ月、G防犯登録料、重量税、10%消費税込の価格)

最後になりますが、ヤマハ トリシティ300のページは、 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity300/ です。