スズキ株式会社よりアドレス110の改善対策(無償修理)の対象範囲追加お知らせです。
平成31年1月18日から「アドレス110 クランクシャフト点検 及び ジェネレータロータ交換対策 改善対策」を実施しておりますが、対象以外の車両においても不具合が発生するおそれがあることが判明したため、対象車両を追加するものです。
改善対策番号 : 569
改善対策開始日 : 令和2年1月24日
不具合の部位 | 原動機(クランクシャフト) |
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 | クランクシャフトの発電機ロータ取付部のテーパ加工が不適切なため、当該クランクシャフトと発電機ロータが正しく嵌合(かんごう)していないものがある。 そのため、エンジン回転時にクランクシャフトの発電機ロータ位置決めキー溝に過大な荷重がかかり、最悪の場合、クランクシャフトが破損し、走行中にエンストに至るおそれがある。 |
改善措置の内容 | 全車両、クランクシャフトの発電機ロータ取付部(テーパ部)表面の摩耗を点検し、許容以上の摩耗が認められる場合は、クランクシャフトを良品に、発電機ロータを新品に交換する。 摩耗が許容内である場合は、テーパ形状を測定し、テーパ形状が不適切なものは、発電機ローターをクランクシャフトのテーパ形状に合わせた対策品に交換する。 なお、車体番号によりクランクシャフトのテーパ形状が不適切であることが明白な車両は、テーパ形状測定を行わず、発電機ロータを対策品に交換する。 |
対象範囲追加分の車両一覧
車名 | 型式 | 通称名 | 改善対策対象車の車体番号(シリアル番号) の範囲及び製作期間 | 改善対策対象車の台数 |
スズキ | EBJ-CE47A | アドレス110 | CE47A-104396 ~ CE47A-131880 平成27年7月15日 ~ 平成29年8月28日 | 17,047台 |
2BJ-CE47A | アドレス110 | CE47A-132502 ~ CE47A-134834 平成30年3月24日 ~ 平成30年11月27日 | 969台 | |
計1型式 | 計2車種 | (制作期間の全体の範囲) 平成27年7月15日 ~ 平成30年11月27日 | 計18,016台 |
※改善対策対象車の車体番号の範囲には、対象とならない車両も含まれてます。
対象車の確認は、店頭又は、下記スズキのホームページよりご確認ください。
上記一覧表は追加となった車両の車体番号のみ掲載させていただいております。これ以外の対象車種の車体番号は https://kawaguchi-r.com/2019/01/26/suzuki-address110-recall-2019-01-17/ のページか下記 スズキ二輪 の無償修理のお知らせページをご覧ください。
当店でも改善対策作業をさせて頂いておりますが、対策部品の数に限りがございますので、ご来店いただく前に一度ご連絡いただけると幸いです。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
スズキ アドレス110改善対策の平成31年1月18日開始分のお知らせのページは、 http://www.suzuki.co.jp/recall/motor/2019/0117/ です。
スズキ アドレス110改善対策の令和2年1月24日対象範囲追加お知らせのページは、
https://www.suzuki.co.jp/recall/motor/2020/0123a/ です。
株式会社 スズキ二輪のリコール等の無償修理の対象車検索のページは、 http://www.suzuki.co.jp/recall/ です。
対象の車両をお持ちのお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いします。